物件賃貸の流れ
タイと日本賃貸制度の違い、入居にあたり予めご承知おきいただきたい点について
1.申込み
内覧後に気にいった物件がございましたらそのお部屋を仮押さえします。
条件、要望を整理し物件オーナー様またはアパート側にその内容を伝えます。
入居日までに追加してほしいものや修繕を希望する箇所がありましたらオーナー様と交渉いたします。
必要なもの
予約金 賃料1ヶ月または2ヶ月(物件によって異なります)
パスポートのコピー
お部屋探しのポイントとなる3P
お部屋探しの際、ご希望される全ての条件を満たした100点満点のお部屋を見つけることはほぼ不可能です。
生活スタイルを想像してご希望の立地(Place)間取り(Plan)価格(Price)のバランスが取れた物件を選ばれることをお勧めします。
お問い合わせ時にまずはこの3つの希望条件、要望をお知らせください。
2.契約
契約書にご署名いただきます。
一般的に契約期間は1年となります。それよりも短い期間でのご契約をご希望される際は、契約前にオーナー様との交渉が必要となります。
必要なもの
デポジット 賃料2ヶ月(予約金が充当されます)
入居月の前払い賃料
3.入居
鍵を受け取り入居可能となります。
入居日前に荷物を搬入したい場合はご相談ください。
4.入居後のトラブル、アフターサービスについて
入居後水漏れなどトラブルの際はまずは管理事務所へ状況報告し管理事務所スタッフにて対応が可能か確認いたします。
エアコンクリーニングや家具家電の修繕は管理事務所スタッフでは対応不可となりますので外部業者連絡先の共有をさせていただきます。
またオーナー様への各種ご報告や所要経費についても弊社からさせていただきます。
家具家電が経年劣化により故障した際は交換または修繕対応となります。
※入居前にご承知おきいただきたい点
1:家具家電故障による損害賠償は行いません。
タイでは日本と異なり家具家電付きで入居できるコンドミアムがほとんどです。そのため家具家電も経年劣化による故障であればオーナー様負担で修繕、交換対応となります。タイではオーナー様が家具家電に対して責任を持つことが一般的ではありますが家具家電の故障はオーナー様の過失でもありませんので修繕時や交換時は両者のご理解が必要となります。
下記実例となりますが賠償、補償は出来かねますので予めご了承ください。
※テレビが壊れて見れないのでその期間の賃料を下げてほしい
※給湯器が壊れ水しか出ない、直るまではホテルに住むのでホテル費用を出してほしい
※帰宅すると冷蔵庫が壊れていた。冷凍食品がダメになったので弁償してほしい
※洗濯機が壊れて修理に出さなければならない、洗濯機が使えない期間中のクリーニング費用を出してほしい
※電子レンジが壊れてご飯が温められない、外食せざるを得ないので費用負担してほしい
上記日本人入居者様から実際にあったご依頼ですが家具家電の故障につきまして基本的には賠償や補償は行いません。
しかしながら補修、交換にあたり10日間以上や長期に渡ってご迷惑をおかけするようなケースではオーナー様と交渉の上賃料減額や補償についてお話をさせていただいております。
オーナー様や仲介業者と連絡がつかずそのまま対応がなされない場合は生活が出来ないということで契約解消もあり得ますが補修や買換えによる交換で数日を要するケースにつきましてはご不便ご迷惑をおかけしますが補償は出来かねます旨予めご了承ください。
尚、給湯器や冷蔵庫が壊れるということは滅多にありませんので特段ご心配には及びません。
2:業者への連絡は入居者様自身にてお願いしております。
エアコンクリーニングやトラブル時に専門業者を呼ぶ際は入居者様ご自身にて予約のご連絡をお願いしております。
訪問日時の調整、業者到着時、到着遅延時の取次をすることが難しく予約者に負担がかかることを避けさせていただきたいので外部専門業者へのご予約、お問い合わせは原則入居者様ご自身にてお願いをいたします。
外部専門業者連絡先の共有はさせていただいております。
一般的な価格の範囲内であれば入居者様自身で業者を選定し対応していただいて問題ありません。
費用負担につきましては弊社からオーナー様に伝え対応いたします。
弊社ではリーズナブルな賃貸物件のご紹介が多くタイ人入居者様も多くいらっしゃいます。
日本人入居者様からサービス費用、仲介手数料は頂かずタイ人入居者様と同条件でご入居いただいております。
外部業者への予約連絡や取次、通訳サービスをご希望の際は下記賃貸サポートサービスをご利用ください。
賃貸サポートサービスのご案内
タイ語でタイ人とコミュニケーションが取れないという方に入居時にトラブルが発生した際に弊社スタッフが代行、サポートしてエンジニアスタッフ、管理事務所スタッフとやり取りをし賃貸時の生活のサポートをさせていただきます。タイ語が可能な入居者様はご利用いただく必要はありません。
タイ語でコミュニケーションを取ることが出来ない、避けたいという方はご利用ください。
3:家具家電の撤去について
予め室内にある家具家電の中で使わずにスペースを取るだけなので撤去希望の家具家電がある場合があります。
出来る限りオーナー様と交渉はしますが保管するスペースが無いので基本的には処分することとなり了承を得ることが難しい場合があります。その際は退居時に同等のものを購入する、デポジットから差し引くことを了承頂ければ撤去が可能となります。
よくあるのがテーブルや椅子ですが撤去希望で処分してしまうと退居後次の入居者様の為に再度購入が必要となるケースが多いので退居時に同等の金額をデポジットから差し引かせていただくことが出来れば問題ありません。
公共料金の支払い方法について
アパートの場合は毎月請求書が発行されるのでそれに基づきアパートの受付で支払います。
コンドミニアムの場合は水道代は管理事務所から発行される請求書に基づいて管理事務所にて支払い、電気代は電気局から請求書が発行され郵便ポストへ届くのでコンビニなどで支払いをいたします。
※管理事務所へ料金振込後は振込証明スリップを必ず管理事務所へLineやメールでお送りいただき領収書が発行されるのをお待ちください。タイでは振込者名が表記されないので振込後は申告が必要となります。お支払いいただいても申告しないと未払いのまま処理がされないことがあります。
タイの銀行口座を開設することが出来ればほとんど全ての費用をスマートフォンからお支払いすることが可能です。
日本との賃貸生活習慣の違い
ゴミの分別は厳しくなく燃えるゴミ、燃えないゴミ程度の分別で24時間365日指定の場所にゴミ出しが可能です。
共益費、駐車場代はオーナー様負担となります。
家具家電が備付けられているお部屋がほとんどでカバン一つで入居することができます。そのため引越しも容易です。
日本と異なり入居にあたり入居審査等はほとんどございません。連帯保証人等も必要なくパスポートとデポジット、前払い賃料1カ月分の準備がありましたら入居可能となります。日本の礼金制度はございません。