タイでコンドミニアムリフォーム費用はいくらかかる?(バスタブ撤去)
バスタブを撤去してスペースを確保しそのスペースにシャワーブースと洗濯機を取り付けたいというケースと2ベットルーム、2バスルームの間取りでバスルームは1つでもう1つは収納スペースとしてウォークインクローゼットにしたリフォームの例をご紹介いたします。
尚、弊社ではリフォームのみの依頼は承っておらず弊社で物件管理をさせていただいているオーナー様に業者の紹介と立会いをさせていただいております。
今回依頼した業者はフリーランスの方で費用はかなり抑えられました。
バスタブ撤去し洗濯機とシャワーブースの設置
元々洗濯機が室内に設置されていないお部屋でした。
バスタブは日本人以外はあまり利用しないと聞きますが最近は日本人の方でもバスタブ必須という条件はあまり聞きません。
そこで場所を取るバスタブを撤去しシャワーブースのみにし壁、電源、配管を設けて洗濯機も設置するという工事がありました。
施工前写真
施工後写真
シャワーブースと洗濯機置き場を遮るように壁が作られました。
またシャワーブースと便器を隔てる壁も作られております。
洗濯機や電源がシャワーにかからないようになっております。
便器へも水がかからないよう壁が作られ上に物が置けるスペースにもなります。
費用
タイルを剥がす費用 2,500バーツ
タイル費用(取り付け、コーキング含む) 9,000バーツ
配管設置費用 4,500バーツ
バスタブ撤去費用 3,500バーツ
電源取り付け費用 2,500バーツ
壁作成費用 8,500バーツ
合計30,500バーツ
浴室の面積によって価格は異なるのでこれが全てのケースにあてはまるものではありません。
個人のフリーランスの方なので費用は抑えられましたが養生などの気配りは少なく工事期間中は粉塵が散らばりました。またコーキングの技術も高くはないので少し雑さは感じますが費用を考えると満足できるものとなりした。
バスタブ撤去しウォークインクローゼットへとリフォーム
こちらのお部屋は2ベット2バスルームでマスターベットルームにはジャグジーバスだけが取り付けられていた変わった間取りのお部屋でした。
長期間利用されていなかったお部屋でジャグジーバスも使えるかどうか分からず使えたとしても使い勝手の悪いものであったのでジャグジーを取り払い収納のストレージルームにすることになりました。
施工前写真
バスタブだけがすっぽりと収まるような形になっており脱衣スペースなどはなく使いにくいジャグジーとなっておりました。
施工中写真
動画は音量にご注意ください。
このようになるので工事期間中はお部屋が粉塵まみれになります。
またコンドミニアムの管理事務所の規則によって騒音を出すなど規模の大きいリフォームにはデポジットを支払う必要があります。
こちらのコンドミニアムの場合工期が2週間以内であれば10,000バーツを支払いその後躯体部分や業者が利用する業務用エレベーター、共用部に損傷がなければ500バーツを差し引いたデポジットが返金されます。
損傷がないのになぜ管理事務所が500バーツの金額を差し引くのか腑に落ちない部分はありますがそれぞれのコンドミニアムの管理事務所の管理規則に従うしかありません。
デポジットの支払いが不要なコンドミニアムもあり最初にご紹介した工事のコンドミニアムではデポジットは不要でした。
また多くのコンドミニアムでは工事が出来るのは平日の日中のみと定められております。
施工後写真
バスタブ、給湯器、配管を撤去し鏡はそのままにして床タイルを設置し物置ともなるウォークインクローゼットへと変身いたしました。
費用
ジャグジーバス撤去費用 7,000バーツ
床タイル設置費用 6,500バーツ
合計13,500バーツ
ジャグジーはモーターなどもあり普通のバスタブ撤去より少し高いですがこの金額でリフォーム出来るのであれば満足です。
上記の件同様一般的なリフォーム業者と違い料金安い分養生や清掃はされませんので自身でしっかり対策する必要があります。