在宅勤務で改めて実感する不動産営業手法の移ろい

本日より弊社も在宅勤務の形を取ることとなりました。

タイ人スタッフが住むスクンビットソイ81(オンヌット)にてコロナウイルスの感染者が出たということが一つのきっかけとなり、やはり毎日のメディア報道や著名な方の感染、日々強まる規制を受けてタイ人スタッフも不安に思っておりこれを解消するには在宅勤務するしかないかと思います。

今まで在宅勤務を指示したことや自分自身もしたことがなく、どこか大それたものだという考えがあったので在宅勤務を行うかどうか検討して翌日回答すると当初スタッフに説明しましたが30分後には在宅勤務を翌日から行おうという形になりました。

夜間の外出禁止令も発表され物件の内覧もほとんどなく土地局、電気局に行くこともない状況なのでパソコン、インターネットさえあれば一部を除きほぼ支障なく仕事が出来てしまうのです。

必要な業務を書き出し色々考えてみてもスタッフがオフィスに来る必要はあまりありません。タイ語の書類が必要な際もメールで送ってくれれば私一人オフィスにいればプリントアウトも可能です。

この事実を知り、受け入れるとオフィスの必要性について考えさせられます。

タイの規制でBビザ取得の為にはオフィスが必要なのでオフィスが無いわけにはいかないのですが。。。

在宅勤務が問題なく可能か考えている時に「不動産仲介の営業手法、仕事内容が随分変わった」と、ふと思いました。

もう今から考えれば10年も前になりますが日本で不動産販売をしていた時は若手はモデルルームでの接客はさせてもらえずビラ巻き、巻いたところからゼンリン地図をひろげて飛び込み営業、大雨の日はオフィスで電話営業、先輩が接客中の時だけモデルルーム待機、これの連続だったので在宅で営業活動は出来ません。
事務所での電話営業は大変息苦しい思いをし嫌いだったので事故して骨折してる時も事務所に居るのを避けるため「飛び込み営業できます!」と言って外回りしたのは良い思い出です。

この10年でこのような営業手法は日本でも随分少なくなってしまったかと思います。

日本ではまだあるかもしれませんがここタイにおいては一般宅に飛び込み営業という概念がないのでそんなことすると命に関わるかもしれません。
セキュリティーも厳しいのでインターフォンを鳴らす、玄関扉をノックすることもできません。

コンドミニアムの場合は郵便ポストもセキュリティーの中にあるのでビラ巻きできません。

セキュリティーをかいくぐってビラを巻いても管理会社に見つかると怒られます。
罰金を取られることもあります。

もう今の営業手法の主流はインターネットなのです。

インターネット以外ではフリーペーパーくらいではないでしょうか。
そのフリーペーパーも自分で作成、配布する訳ではなく業者とメールでやり取りなのでインターネットがあれば出来るものです。

大手の仲介会社やデベロッパーは取付業者を使い捨て看を大々的にやっています。

古い考えから抜けられないのかどうしても足を使って仕事しないと仕事した気になれず家でパソコンをいじっているだけでは十分な仕事が出来ないと思ってしまうのですが実際の毎日の営業手法は足を使わずインターネット以外に頼ることが出来ない現状です。

インターネットにも色々なプラットフォームがあります。
ポータルサイト、自社ホームページ、ブログ、Facebook等のSNS、Youtubeでの動画公開と様々です。

私も上記のプラットフォームを利用し基本的には全て自分でやっております。10年前から国は違えど同じ業種でありながら業務は飛び込み営業から随分と変化したものです。
飛び込み営業の方が自分に向いており上手くいっていたような気がします。

日本で勤めていた時代はスマホが出てきたくらいでLineはありませんでした。インターネットを使った面ではホームページで物件情報を掲載するくらいしかしてなかったと思います。

しかし不動産仲介業の根底意識は10年経っても変わらず、「安全に登記手続きをサポートする」、「資産となる物件の運用をサポートする」、「賃貸物件、売買物件を通して条件に見合う良いお部屋をご案内する」これが不動産仲介業者としての根底なのでここは営業手法が変わっても変わらない部分だと思います。

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