タイコンドミニアムの外国人占有率は中国人が独占
中国人が外国人で一番多くタイのコンドミニアムを購入しているという事実は分かっていても半数以上を占めるということを知るとやはり中国の影響力は大きすぎるものがあると思います。
2位以下はどこも似たり寄ったりで中国だけが突出しております。
表は2017年から2020年に区分所有権の移転登記手続きされた国別の総数となります。
エリアや価格についてのカテゴリ分けはされておりません。
パタヤといえばロシア人というイメージがありますが2位のロシア人は恐らくパタヤやリゾート地でかなり多く購入しておりバンコクでは少数かと思います。
というのも私の経験の中でこの表のロシア人以外の国の方にはコンドミニアムを成約いただいた経験がありますがロシア人は成約どころか内見すら経験がありません。
バンコク、バンコク近郊の物件しか対応していないので会う機会がないのかと思います。
中国人は中国本土に住んでいる方が購入されるケースもありますがタイ国内やタイ国周辺のカンボジア、ミャンマーに住んでいる中国人もタイのコンドミニアムを多数購入しているようです。
人口が多いとスケールが全然違ってきます。
当社はもちろん日本人のオーナー様から物件の管理、売却の依頼を受けることが多くなりますが表を見て単純計算すると日本人より中国人の方が20倍多く物件を購入しているので中国人をターゲットとすると20倍取り扱い物件数が増えるのかもしれません。。
不動産市場含めタイ経済に及ぼす中国の影響が異常に高いのも理解できます。
この5年で中国人がかなり購入しているのでこの先数年で中国人オーナーが見切りをつけたり、資産入れ替え等で投げ売りを始めると中国人内でそれが連鎖的になりタイ不動産の中古市場に大きく影響を与えるかもしれません。
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