驚異的!?に次々開通するバンコクの鉄道新路線、郊外中古コンドミニアムにも要注目
2018年末にもBTSスクンビットラインのサムロン駅以降が開通しサムットプラカーン県までBTSで行けるようになりましたが今後毎年のようにBTS、MRTの新路線が開通していきます。
近年中にどのようなエリアの路線が開通していくかご案内いたします。
2029年には総距離515㎞と現在の約6倍になる予定です。下記の図を見るとどれくらい拡充するか分かりやすいと思います。
今までの首都鉄道路線はバンコク都心のみで日本でいうJR山手線や大阪環状線しかありませんでしたがこれでバンコクの隣の県や郊外へも電車でいくことができ、郊外のコンドミニアム開発や既にある中古コンドミニアムが注目されるようになります。
郊外のコンドミニアムは鉄道も使えず、商業施設も周りに無いのでバンコク都心の1/5や1/6といった500万円以下といった価格でリセールで売りに出されている物件もあります。
それらの物件の内、条件の良いものは価格が見直され投資性も秘めているかと思います。
MRTブルーライン:フアラムポーン駅~バンケー駅(2019年開通予定)
タオプーン駅~タープラ駅(2020年開通予定)
グリーンライン:モーチット駅~クーコット駅(2020年開通予定)
クーコット駅以降(2023年開通予定)
ケハ駅~バンプー駅(2023年開通予定)
ゴールドライン:クルントンブリー駅~クロンサン駅(2020年開通予定)
イエローライン:ラップラオ駅~サムロン駅(2021年開通予定)
オレンジライン:タイカルチャーセンター駅~ミンブリー駅(2023年開通予定)
タイカルチャーセンター駅~バーンクンノン駅(2025年開通予定)
レッドライン:バンス―駅~タリンチャン駅(2021年開通予定)
バンス―駅~ランシット駅(2021年開通予定)
ピンクライン:ケーライ駅~ミンブリー駅(2021年開通予定)
バープルライン(南方延線):タオプーン駅~ラートブラナ駅(2024年開通予定)
ブラウンライン:ケーライ駅~サムマコン駅(2025年開通予定)
他にもラップラオの北方面から来てトンロー通を通りラマ4に抜け、ラマ3からタープラまで行く計画のあるグレーラインもありますが工事が遅れているようです。
各路線の詳細についてはタイ語表記ですが下記のKnightfrank社の記事に分かりやすく記載されております。อัพเดทความคืบหน้ารถไฟฟ้ากทม-ปริมณฑล
上記の新路線の中でイエローラインは都心から近く、今から数年前または10年以上前に建築された中古コンドミニアムが安く売りだされております。
イエローラインが走るシーナカリン通は大きな通りで渋滞も少なく、大型商業施設も通り沿いに既にあり、チョンブリーやラヨーン方面へのアクセスも良いので電車が開通し更にアクセスが良くなれば外国人やタイ人が多く住むかもしれません。
今まで見向きもしなかったエリアも今後は要注目です。