タイ新築コンドミニアム戸数、2018年が過去10年で最多

新築コンドミニアム販売、2018年が過去10年で最多となり2009年から2018年の9年間で約10倍となる500,000ユニットがバンコク市場に供給されているとのこと。2018年の新築販売平均単価は150,641バーツとなりこれは前年と比べ6%の減少となる。バンコク中心部CBDの平均単価は250,000バーツでCBDの周囲の平均単価は120,000バーツとなりこれも前年と比べCBDエリアは8%、CBD周囲エリアは7%の減少となると言われております。バンコクの新築価格の上昇もこれで落ち着くのか?とも見てとれます。バンコク郊外の新築価格は2015年から20%、13%、3%と上昇が続いているようです。

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出所:Knight frank

バンコクには約820万人、バンコク首都圏には約1450万人が生活していると言われているのでこれだけ見るとまだまだ高い需要があり供給が必要だと思いますが、現地タイ人の感覚ではコンドミニアムは高級物件となり中々簡単に住むことが出来ません。富裕層は別ですが通常友人とシェアしたりして借りています。バンコクでもCBDエリアを除くローカルアパートであれば月5000バーツほどで借りられるので、そういったところで単身生活をするのが一般的です。現地タイ人の所得が向上し、もう少し広い層、一般労働者層がコンドミニアムで一人暮らしできるようになればまだまだ需要は生まれてくるかと思います。

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