ラオス、カンボジア、ベトナム、インドネシアのコンドミアムについて☆ベトナム編

続いてベトナム、ホーチミンのコンドミニアムをご紹介いたします。

東南アジアで最も経済が急成長していると言われておりますが街中を歩くだけでも急成長している雰囲気があります。とにかく人が多く、バイクの量は昔も今もどの国よりもダントツで多いような気がします。

街並みや建物も他の東南アジアの国と比べても美しく、空間が保たれており、窮屈で雑多な感じがあまりしません。

現地エージェント様よりお勧めの新築コンドミニアムと中古コンドミニアムを1軒ずつご紹介いただきました。

Lancaster Legacy

物件名:Project Lancaster Legacy
所在地:Address https://maps.app.goo.gl/Q9QSm3A3mwRhryUb6
築年数:Built year 2025年完成予定
間取り:Plan Studio~2Bed room
面積:Area 43㎡~87㎡
価格:Price 1bed 46㎡ 約80億ドン~(約5,000万円)

2bed 87㎡ 約120億ドン~(約7,500万円)

3bed 102㎡ 約160億ドン(約1億円)

 

立地はホーチミン中心である1区となります。

まずこの1区には物件の供給数がかなり少なく今後も建築可能な土地が出てくる可能性が低いことから物件価値が更に上がっていくことが予測されます。

本物件はレジデンスとオフィスやモールが一体となった複合施設となり利便性が高いことからも他のコンドミニアムとは違った価値を持つようになりそうです。

先日開通したメトロの駅からも徒歩圏内となり立地、グレードはベトナムのコンドミニアムの中でトップクラスです。ペットも可です。

建築中の現地を見させていただきましたが内部は少しの移動でもヘルメット着用、ショールームでは靴にビニールを被せるといった対応で他の東南アジアの比べてしっかりとしているなと思いました。

ショールームのお部屋に設置されている家具家電は付いて販売しておりませんがショールームもセンス良くカッコいい装飾がされておりました。

こちらの物件はホーチミン1区、駅近という条件の良い立地とデパートやオフィスが一体となった複合施設というのが最大の売りです。

説明を聞いていても、これは売れるだろうなと思いました。

しかし価格は3ベットルームだと約1億円と周辺国と比べ突出した販売価格となっております。

1ベットでも約5,000万円と超高級物件なのですが購入者のほとんどがベトナム人となります。

MASTERI

物件名:Project Masteri Thao Dien
所在地:Address https://maps.app.goo.gl/EYVk2eV9Y2m3wZxa9
築年数:Built year 2016年
間取り:Plan 2Bed roomが主体
面積:Area 70㎡
価格:Price リセール価格相場 2bed 70㎡ 約60億ドン(約3,800万円)

賃料相場 2bed 70㎡ 約1,200ドル

ホーチミン2区のThao Dienエリアにある高層の複数棟からなるプロジェクトです。

大型ショッピングモール、開通したメトロのAn Phu駅が隣接しており中心地への1区へも近くて、電車で行ける便利な立地です。

敷地が広くこれだけ高層で複数棟からなるプロジェクトはバンコクでもないのではないかと思いました。かなり大規模なプロジェクトです。

ご紹介いただいたエージェント様曰くこちらが一番お勧めのリセール物件ということです。
2016年頃に販売しメトロの駅が完成するここ1,2年で売却された方は物件価値の上昇、5年間程の賃料、それに加え円安で購入者も満足される利益を出せることが出来たと仰られておりました。

1区に近く駅とモールが隣接しておりお部屋の広さがあるのが賃貸にも販売にも人気な点です。

2ベットルームのお部屋をいくつか見させていただきましたが価格はほとんど差が無いようでした。オーナー様によって内装が異なります。Lancaster Legacyを見た後ということもあり物件のグレード自体はバンコクの物件と比べても一般的な中級レベルだと思いました。

タイでもよく見ますが部屋によっては漏水跡やクラックが見られました。

価格もLancaster Legacyと比べると割安に感じます。表面利回りも約6%となります。

ホーチミンに電車が開通することで今後はリセール物件でも駅のすぐ近く、駅ができたことにより更に価値が上がる物件も出てきそうです。
実際に開通したばかりのメトロにも乗りました。開通したばかりの為か無料で乗ることができ大変な混雑状況でした。移動手段というより子供連れでアトラクションを楽しむかのようにみんな写真を撮ったりして賑わっておりました。

ベトナムのコンドミニアムを一番多く買う外国人は韓国人とのことです。

両隣のラオス、カンボジアと異なり街中や建築現場に中国語の看板がありません。最近韓国人が増加しておりコリアタウンやハングル文字の看板をよく見かけます。

ホーチミンの7区やダナンに韓国人が多いです。

ダナンとはベトナム第3の都市ですが海沿いのリゾート地となります。

昨年はダナンのコンドミニアムを見ましたが売れ残りや建築途中でストップしてしまっているものも見かけました。
コンドミニアムの品質自体は良く、価格はダナンだからといって安い訳ではなく2ベットで20万ドル以上、賃料も2000ドル前後しており、そんなに安い訳ではないのだなと記憶しております。

ベトナムが近隣の東南アジアの国と比べて異なるのは
外国人への規制が多いのと、物件供給数の多さです。

首都ハノイ以外に経済の中心であるホーチミンや第三の都市ダナンにもコンドミニアムが開発がされており他国と比べると広範囲でコンドミニアムが建築されております。

ベトナムでは土地は全国民に帰属し、政府が管理するという考え方があり外国人は居住用建物の使用権を50年取得できるという形になります。
また中古物件を外国人が購入する際は外国人オーナーが使用権を有している部屋しか購入できないという規則もあります。

銀行口座や海外送金についても規制があり、銀行口座開設は容易だが実際にお金の入金、海外送金にかなり規制が設けられております。

私もベトナムの銀行口座を開設しましたが、ベトナムで収入を得ているという証明書がないので銀行でお金の預け入れができなかったということがあります。

口座開設出来ても実際は預け入れや送金などが出来ないということが生じるようです。

情報の信用性を確保することは出来ません。実情は違ったり解決策があるかもしれませんので詳しい方、専門家にご相談願います。

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