1バーツ3.6円に迫る、今が売り時?為替次第で大きく変わる売却益
この記事を書いている2022年2月15日、1バーツ3.58円となっており近いうちに3.6円を超すのではないかと思われます。
バーツ高が続くなかこれ以上タイバーツが高くなるとタイでの旅行や生活も割安感がなく日本人旅行者、長期滞在者が減っていくと思いましたが更に拍車がかかりそうです。
円安バーツ高傾向が続き1バーツ4円という時代も来るのではないかと思います。
私がタイに来た頃は1バーツ2.8円で買い物をするときは1バーツ×3で円に計算しても余裕を持てた金額で計算できましたが今後は1バーツ×4で計算することになると思います。
またドル/円は1ドル115.6円となりドル高円安傾向にあります。
タイ人をはじめ世界各国の日本への旅行者は日本で買い物をすることが大きな目的で日本へ旅行していると思います。
日本で売っているものはコピー品がなく安くて品質が良いとタイ人の間でも評判です。
バンコクにもダイソーやドン・キホーテがありますが当然ながら日本と比べると割高です。
今はコロナの影響で日本へ一時帰国するのも難しいですがコロナが落ち着けば日本への旅行者は増え私も一時帰国するのが楽しみです。
ドルに対してはドル高、バーツ安の傾向にあるのだと思います。
バーツが高く日本円が安くなると当然タイ不動産購入のハードルも上がります。
1000万バーツの物件でも一時期は日本円で換算すると2800万円で購入できていたものが現在のレートだと約3600万円必要となります。
800万円の差はかなり大きいです…
しかし逆のメリットがあります。
それは売却益です。外国人は外貨でタイ不動産を購入しなければならないという法律があり日本人でタイのコンドミニアムを既に所有されているオーナー様はほとんど日本円で購入されたかと思います。
過去に2800万円で購入したものを同じ金額のタイバーツで売ったとしても日本に送金または日本円に両替すると約3600万円になります。
為替が変動する仕組みや理解が正直よく分かりませんが観光産業で成り立っているものと思われるタイのタイバーツがなぜ高いままなのか、そして今後もバーツ高が続くであろうということが記載されてあるウェブページをご紹介します。
バーツ高が続くタイ経済― なぜタイバーツは「最強通貨」になっているのか
東京の不動産価格はどんどん上昇しているようですがバンコクでは3年程前から高止まりで新築物件の流通も低下しております。
タイ不動産を所有しているオーナー様からすると悲観的な予測をされるかと思いますがバーツ高が続くということはタイバーツで高く売れなくても日本円に両替するまで損益は分からないということになります。
仮に現在売却が成立し売却代金となるタイバーツを受け取っても日本へ直ぐに送金しなければならないということはなく、その時期は自分で選択することが可能です。
1バーツ4円ともなればバーツ資産の売り時なのかもしれません。
また現段階でのタイ不動産購入も将来的に円の価値がもし万一暴落したとしてもタイバーツ資産を持っておくということにリスクヘッジ、メリットがあると思います。
東京の不動産市況に反しバンコクでは割安な中古物件、権利譲渡物件が出てきておりますのでそのような物件を購入することをお勧めします。