中国人によるタイ不動産購入増加⁉

タイ不動産ニュース等では外国人バイヤーの大半を占める中国人によるタイ不動産の購入が減少していると発表されております。

確かに以前より新築のショールームに中国人がいるということも少なくなったのかなと思うのですが色々なデベロッパーの方に聞いてみると最近徐々に中国人購入者が増えてきたような気がするという話を聞くことがあります。

個人的な感覚ですが現在の中国人は買いたくても買いにくくなっているのではと思うところです。

8月に入り中国人民元の基準値が1ドル7元台となり元安を中国政府が容認しました。また中国不動産開発会社倒産や不動産価格暴落のニュースを聞きます。

以前から中国にある資産を海外に移したいという考えをもっていた富裕層は元安により更に外貨資産へ移行したいという気持ちが大きくなる理由があって当然だと思います。デモで揺らいでいる香港や台湾も同じように資産を海外へ移すという動きが更に活発化してくるのではと思います。

しかしながら現在中国では海外送金が以前にも増して厳しくなっているようです。

タイバーツは依然高いままでそこがネックにもなっていると思いますが送金規制が緩くなればもっと中国人購入者が増えるのではと思います。

中国人購入者を頼って新築コンドミニアムを建設、販売するのはタイ不動産の供給過剰を招くので今後中国の不動産仲介業者にはもっと中国人にリセール(中古)物件を勧めてもらい中古物件の流通を促進してもらいたいものです…

中国人購入者が引き続きタイ不動産を購入しているという記事があるのでご紹介します。

Bangkok post:Chinese still keen on Thai property

人民元に対するバーツの価値の上昇と米中貿易戦争の流れに直面しているにもかかわらず、中国の投資家は2018年よりも低い率ではあるものの、タイの不動産を買い続けています。

中国国際不動産ポータルJuwai.comの最高経営責任者兼ディレクターであるキャリー・ローは、タイの不動産の中国購入のさらなる成長が2019年に予想されると述べました。

ほとんどのバイヤーは、プロジェクトと価格帯に応じて、年間5〜7%の利回りを期待しています。

中国のバイヤーは家賃保証の概念が大好きです。 ただし、すべての家賃保証が信頼できるわけではないという懸念が高まっています。

利益保証と同じくらい重要なのは、開発者がボード上にいて、その保証が信頼できるということですと彼女は言いました。

多くの中国人が数年前にタイで物件を購入しました。 これらのユニットの一部は、今年または来年に完成する予定です。

2017年以降、為替レートが大幅に異なっているにもかかわらず、Ms Lawは、中国のバイヤーがキャンセルをせず残代金を支払い引き渡しを受けると考えています。

不動産仲介会社リスト・サザビーズ・インターナショナル・リアルティの取締役のクアン・M・ドー氏は、日本、特に東京は、2020年のオリンピック開催地であるため、中国の不動産購入者に人気があると述べた。

彼女は、タイでの中国のバイヤー問い合わせの85%が約800万バーツ以下の価格の不動産に関するものだと言いました。

中国のバイヤーは、バンコクのワンベッドルームのコンドミニアムを最も望んでいます。 購入に関するすべての問い合わせのうち、40%は1ベッドルーム、24%は3ベッドルーム、14%は2ベッドルームコンドミニアムです。

サムイ島とクラビでは、中国人バイヤーの数が増えています。適切な価格で美しいビーチ、魅力的な新しいコンドミニアム開発、良好なインフラを持っている場合、中国本土からバイヤーの関心を得ることができるはずです、とMs Lawは言いました。

またタイの医療は高品質で安価です。中国の若者はタイの大学で比較的低コストで勉強でき、その後オーストラリア、アメリカ、イギリスの大学院プログラムに進むことができるとロー氏は語った。

今後数年間でタイで引退する可能性のある中国人の数は驚異的です。 2030年までに、60歳以上の中国人は3億4000万人になるでしょう。 これは現在のタイの人口の5倍以上です。 ほとんどの中国人は、40代と50代で退職後の計画と投資を開始します。

※一部抜粋してお伝えいたしました。

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