日本企業の世界進出が5年以内を目途に加速
日本の地方銀行が企業を支援して海外進出を後押ししているとタイのニュースサイトに掲載されていました。
参考記事:แบงก์หนุน ‘บริษัทญี่ปุ่น’ ขยายธุรกิจ ‘จีน-เวียดนาม’
日経新聞のこの記事を翻訳したようです:中小の海外開拓で地銀連合 海外20カ国に拠点
山口ファイナンシャルグループとミチノク銀行等で企業をバックアップし今後5年以内に海外20ヵ国に中小企業の事務所を開設する計画のようです。
中国、ロシア、ベトナムとASEANやその近隣国が中心のようです。
タイでも日本の銀行から出向しタイの銀行で働いておられる方もいます。
またタイでは海外の銀行が銀行業を行うことはできないので駐在員事務所という形で事務所を設けタイの情報を集めその情報を顧客の企業に伝えビジネスのマッチングや進出支援、コンサルのような働きをされているようです。
コロナの影響も大きいですが今後日本国内だけでは需要が少なく海外に出ないと存続できない企業は多く出てくるかと思います。
海外を検討し始めたところでどうすればいいか中々分からず、動きようもないかと思います。
そのような時に海外に事務所を持つ銀行のサポートが生きてきます。
タイは日本人居住数、企業数も多いので日本国外ですが日本企業間、日本人間のみで商売が成り立つケースがあります。
日本を出て現地国民に向けた世界的な商売も必要ですがバンコクでよく見られる日本企業が日本語でタイ居住日本人のみに向けて商売ということも可能です。
世界が身近になるグローバル化が進むことは間違いないかと思いますが、この動きは加速すると思います。
新しい顧客の発掘、リスクヘッジという理由で大企業だけでなく中小企業が日本から海外へ進出しそこで海外不動産、外貨取得というのも身近に、そして必要性も高まってくると思います。