鉄道新路線バンコク近郊の地価上昇率
バンコク近郊にてモノレール、地下鉄の新路線が毎年のように開通しておりますが最終的にはまだあと10年かけ2029年には下記写真のようにバンコク都市鉄道路線が(2018年12月)の約5倍となる14路線、総距離515kmとなる予定です。
鉄道の拡充に伴い、コンドミニアムや商業施設の開発も行われていくのですが土地の買収も行われるようになります。
バンコク郊外や近隣県で今まで安かった土地が高値で買われるようになり土地成金となる地主も出てくるかと思います。
1)ピンクライン(Khae Rai-Min Buri)建設中の路線で前四半期と比較して0.3%増加し地価の上昇は35.7%でした。
2)ノースグリーンライン(Khu Khot-Lam Luk Ka)はまだ建設が開始されていない路線です。この場所は、5四半期連続で地価上昇率が最も高かった場所でしたが現在地価は減速し始めています。地価は34.2%上昇しています。
3)ブルーライン(Bang Khae-Phutthamonthon Sai 4)将来建設される予定の路線です。地価の上昇は28.5%増加しています。
4)ライトレッドライン(タリンチャン-サラヤ)将来建設される予定の路線です。地価の上昇は21.5%増加しています。
5)グレイライン(Watcharapol-Rama 9-Tha Phra)将来建設される予定の路線です。地価の上昇は14.8%増加しています。
上記聞きなれない地名が多いかもしれませんがバンコク中心部から車で1時間程の場所です。
東京などとと違いまだまだ古い風景と新しい風景が入り組むバンコクでは車で中心部から数分も走れば空き地やプレハブ小屋が密集しているようなエリアが多々あります。
地下鉄よりも地上を走るモノレールの路線が多いので予定通り鉄道のプロジェクトが進行すれば2030年のバンコクの景色は大分変わっていそうです。