バンコクの中古コンドミニアムの人気エリア
ナイトフランクよりバンコクで販売されている中古コンドミニアムの人気エリアについての記事がありましたので紹介いたします。
1位はチットロムからトンローのBTSスクンビットライン沿い
2位 ペッチャブリ―からラマ9、MRT沿線エリア
3位 ラチャテウィ‐パヤタイ‐アリ 北側BTSスクンビットライン沿い
4位 チャトチャック‐ラップラオ‐ラチャダー BTS、MRT交差エリア
1位はバンコクの都心部でありオフィス、商業施設も多くあるチットロムからトンロー間のBTSスクンビットラインです。
このエリアの中古コンドミニアムは年間を通じて継続的な販売の動きがあり㎡単価はおおよそ180,000バーツから320,000バーツとなっております。
中古コンドミニアムで㎡単価200,000バーツ以上というものは個人的な感覚ではあまり動きがあるようには思えませんがやはりチットロム~トンロー間という中心部CBDエリアは現在も今後もコンドミニアム売買の中心エリアになるようです。
2位のペッチャブリ―からラマ9にかけてのエリアはこの5年で急速的にコンドミニアム、オフィスビルの開発が進み転売、売買の動きがありました。
チットロム~トンローというCBDエリアへの交通の便も良いのですが物件供給過剰も否めず価格下げ合戦が行われている面も見られます。
チャオプラヤー川沿いの中古コンドミニアムについては価格は安定しており売買活動はあまり見られません。
どちらかというとタイ人富裕層の別荘的な利用が多いので投資目的の取引は少ないかと思われます。
4位のチャトチャック‐ラップラオ‐ラチャダー BTS、MRT交差エリアは2019年、2020年にMRT、BTSの延伸がありコンドミニアムの開発、売買の動きがありました。
今までコンドミニアムの数も少なく急に増えたので中古コンドミニアムと新築コンドミニアムの価格差はあまりなく新築コンドミニアム購入の動きの方が活発です。
私自身1位、2位のエリアのコンドミニアムの転売依頼、購入希望を受けることはありますが3位のラチャテウィ‐パヤタイ‐アリ エリア、4位のチャトチャック‐ラップラオエリアのコンドミニアムの転売依頼、購入希望を日本人の方から受けたことがありません。
ラチャテウィ~アリエリアは政府機関、大企業のオフィス、高級コンドミニアムも多いですがあまり外国人は住んでおらずタイ人富裕層が自己居住目的で所有しているケースが中心かと思うので良い価格で購入出来たとしても賃貸付けは難しいかもしれません。
BTSやMRTの延線は今後も続きますが投資目的でのコンドミニアム購入で予算があればトレンドを気にすることなくチットロム~トンロー間という鉄板エリアの中古コンドミニアムがお勧めです。
CBDエリアで表面利回り6%以上という中古コンドミニアムであれば転売時にキャピタルゲインも狙えるかと思います。