物件購入せずして不動産投資が可能!?
「ゲンガムライ」とは何か!?
ゲンガムライとは題名にもあるように物件を購入せずして転売利益を狙う投機的な手法です。
購入しないとは具体的にどういうことかと言うと引き渡しを受けないということです。
日本語でいうと引渡し前の購入権利売却、転売というものになります。
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まず最初にお伝えしたいのがこの手法については通常積極的にお勧めはしておりません。
なぜかというとリスクが高いからです。
具体的にどういう流れになるかというと
①完成までに値上がりするであろう新築物件を予約、契約
↓
②契約時に手付金を支払う(物件によって異なるが大体物件価格の20%~30%)
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③物件売却のタイミングまで待つ
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④販売活動開始し購入希望者が現れれば、既に支払った手付金+希望する利益を購入者より受け取り物件の契約書類等は新購入者へ引き継ぐ
↓
⑤不動産投資のネックとなる多額の資金(物件価格の70%~80%)がなくても利鞘を稼げる、という形になります。
それではもし転売、購入権を売却出来なければどうなるのかというと選択肢は2つです。
①物件の物件残代金を支払って通常のように引渡しを受ける
②既に支払った手付金を放棄して契約解除する
つまり引渡しを受ける資金がなければ既に支払った手付金を捨てるような形になります。※極稀に支払った手付金の一部を返金してくれるデベロッパーがあります。しかしこれを期待せず転売出来なければ全額戻ってこないと考えておくべきです。
引渡しを受ける資金はあるが引渡し前に転売出来ればラッキーという感覚で行うのがいいかもしれません。
ちなみにこの転売で税金は一切発生しません、デベロッパーへ契約書の名義変更手数料が発生する場合があります。
次回に続く
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