バンコクのコンドミニアム評価額高くなりすぎ!?
タイにも日本同様戸建てやコンドミニアムに対して土地局という役所機関が定める土地建物評価額というものがあります。
この評価額は売買時の税額、土地建物税、相続税等の計算に利用されます。
タイのコンドミニアムの評価額は土地と建物で価格は分かれておらず纏められております。㎡あたりいくらと土地局が発表しています。
この土地局評価額ですが4年に1回改訂される形になり2020年は上昇するという記事を昨年書きました。
過去ブログ:バンコクは8~10%の上昇、2020年に発表される土地評価額について
この評価額ですがコンドミニアムによっては2019年と比べかなり上がってしまっております。
あるコンドミニアムの売却諸費用計算の為に土地局評価額を確認したのですが2019年に確認した際には5,709,059バーツだったのですがつい最近確認したところ7,151,284バーツとなっておりました。
前年の125%の評価額です。
評価額があがると高く売れる、物件価値が上がったような感覚になるかと思いますが売買時の税金額が高くなります。
評価額はコンドミニアムよっては異様に高かったり安かったりすることがあるように思います。ほとんど高く感じることが多いですが…
上述の評価額5,709,059バーツと7,151,284バーツで税額は約10万バーツ(約35万円)異なります。※リセール物件の場合
全てのコンドミニアムの評価額が2割以上高くなっている訳ではありませんがコンドミニアムよっては3割高くなっているところもあるかもしれません。
評価額が上がると売買時の税額があがります。中古物件の税金支払いは基本的に売主が多く支払うのがタイの習慣です。
なのでタイで不動産を所有されていらっしゃるオーナー様に知っていただきたい情報となります。
コロナも重なりタイの不動産市況も以前ほど良くないので昨年より税額が高くなるのではなくタイ政府に大幅な不動産減税をお願いしたいものです。