バンコク都心の用地を売却し始めたデベロッパー

バンコク都心部でコンドミニアム建築用地として取得していた土地を各デベロッパーが売却しているようです。

コロナの影響で現金化を急ぐ動きもあれば都心のコンドミニアムの飽和状態を見て郊外へ進出するための資金調達をしているとのことです。

กรุงเทพธุรกิจ มีเดีย 社の記事を参考

各社の売却用地内容

これまで各社競ってコンドミニアムを建て続け価格上昇が続いていたバンコク都心部、特にスクンビット通り界隈の土地ですがこれらの土地をもう手放して郊外進出や戸建て、タウンハウスの低層住宅への方向転換をしていくようです。

供給過剰、コロナの影響もあり都心部での開発を避けたいという思いもあるかと思います。

これまでスクンビットエリアでコンドミニアムが建てれる用地であれば少々奥まった不便な場所にあっても土地を買いコンドミニアム開発がされていました。
「こんなところでよく開発する気になったな~」と2018年、2019年に思ったことが多々ありましたがあれから1年程で状況は変わりつつあります。

土地を所有しているだけでも税金がかかるので今後建築するか否かを早急に判断し売却が進めていかれることでしょう。

建築許可(EIA)を取得し建築にGoがかかっているプロジェクトももしかしたら中止になるかもしれません。

EIA取得するにも長い日数と多額のお金が必要になります。

だれもが損切りはしたくないのでプロジェクトの中止は至難の判断ですが、止血するためにも中止した方が良い日系企業が携わるプロジェクトがいくつかあるかと個人的には思います。

上記サイトの中で記載がありましたがシャングリラホテルがトンロー通り(Sukhumvit soi55)で高額で用地取得したようです。

ネットで調べてみると2019年の始めの記事にて18億バーツ(約60億円)をかけて用地取得したとありました。
約657タランワー(約2600㎡)の敷地で27階建てのホテルとなるようです。

トンロー通にはニッコウホテル始めハイクラスのホテルが既に複数あるのでよく勝負を掛けれるなと思いました。

記事になる前の購入なので2018年や取得検討していたのは2018年以前かもしれません。
2018年はトンロー、スクンビットのコンドミニアム全体が盛り上がった年でした。

次回、上記表の各社の売却用地の内容を解説します。

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