コロナの影響でバンコクの新築コンドミニアムは大幅値引きされるのか⁉

先日こちらの記事にて2020年タイ不動産は新規プロジェクト開発の減少、延期そして引き渡し数も過去と比べても減少するとご案内いたしました。

過去ブログ:2019年タイ不動産市況から見るタイ不動産2020年(新築プロジェクトが65%減)

その後他の記事を見てもコロナの影響による同じようなことが書かれております。

efinanceThai

「今年の新築不動産プロジェクトの所有権移転、引渡し額の価値が前年比14〜17%減少し所有権移転のユニット数も11〜17%減少し、過去5年間で最も低いと予測しています。」

そうなってくると気になるのが各プロジェクトの値下げ対応ですがこのコロナの影響でそれほど大きな値下げ販売を行っているプロジェクトは現状あまり無いかと個人的には捉えております。

そして今後も定価の25%以上割引というようなプロモーションがされるプロジェクトも無いかと思われますがそのような広告が出される可能性はあるかと思います。

というのがタイは宅建業法等なく広告に規制がないので誇大広告のように割引を演出するケースが稀にあります。本当はそこまで割り引かれなかったり、定価より高い価格から割り引かれていたりすることもあります。

それでもコロナの影響で新築販売価格は間違いなく下がっており、通常ではあり得ないプロモーションが発表されたプロジェクトもあります。

超高級物件マハナコンの割引広告

上記は超高級物件リッツカールトンマハナコンレジデンスの広告です。

なんと最大2100万バーツ(約7000万円)の値引きとなっております。
一番下段の263㎡、4ベットルームは一億一千八百十八万七千百十一バーツから九千七百四十二万五千バーツへの2076万バーツ割引です。

2ベットで約1億5千万円、4ベットで約3億2千万円で購入できます!

こういう超高級物件は投資性よりステータス性が高いので価格の高い、安いの判断が難しくなります。

賃貸需要、利回り計算で価格を判断するというより購入者の富豪の直感で高いと思うか安いと思うかになるかと思います。

他にもコロナの影響によってブログでも取り上げたRAMADA MIRAもコロナの影響で買取保証が付くようになりました。

RAMADA MIRA NORTH PATTAYA紹介ページ

しかしThe Presidentのように値引き対応は行わないプロジェクトもあります。

The President Sukhumvit-Samutprakan紹介ページ

経済、不動産市況は常に上下するものです。今は下降しておりますがコロナもいつまでも続くものではないのでその内また上昇することはほぼ間違いありません。

それを考慮すると価格次第では今が買い時かもしれません。

コロナの影響で値引き幅の大きい新築プロジェクトを2件次回ご紹介いたします。

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